商用車に遂に登場「トヨタ・プロボックス ハイブリッド」

2019年2月4日。トヨタから遂に商用車初のハイブリッド「プロボックス/ザクシード」が発表されました。
             (画像転用:トヨタ自動車公式サイトより)

 いや‥正直、これは天然ガス自動車陣営にとっては手強い。
 ハイエースが商用車の「横綱」なら、プロボックス/ザクシードは「大関」。主役の座に着けなかった小型乗用車に負けない位売れ続けているクルマですよね。
 実燃費が20km/L行けば、13km/L弱が相場と言われる現状のガソリン車で年間15,000km程度走る用途なら、6年も走れば元が取れる勘定になります。(リッター130円で計算)自分の過去の記録にそのまま照らし合わせても、天然ガス自動車化で得られる燃費はおそらく22km/L相当、と読んでいます(小型車は軽自動車程エンジンを回さない)ので、価格差を思うと、選択には補助金の申請が不可欠、という状況になりました。
 

 商用車に求められるのは、燃費もさることながら一番がやはり「稼働率」が高い事です。つまり壊れない事。壊れても直ぐに復帰できる環境がある事です。
 現状、私の様に6ヶ月や12ヶ月点検の度にも稼働を丸1日止めていては、売上にも影響します。(特に白ナンバーなら「代車」というテもありますが、営業ナンバーの個人事業主ではそれもできません)

 更に言うなら「構造がシンプルである」(=壊れても直ぐに治せる)とは思い続けて来ましたが、最近のクルマのハイテクたるや‥アイドリングストップ・システムでさえ「こんなに何回も回して直ぐに壊れない?」と心配していたものの、そんな声は一切聞こえません。(近所のオバちゃんの軽の車庫入れの際、一体何回セルを回しているやら)ディーゼル・トラックの排ガス浄化システムに至っては、実用車でよくぞそこまで!と今でも思っています。シンプルを言うならバイ・フューエル化はどうなの?と言われそうですが、ハイブリッド化に比べれば部品の数なんてたかが知れています。





 メーカー仕様というのは実に有り難い事で、直ぐにディーラーに整備を依頼する事ができます。例え天然ガス化という環境目標であれ、「改造車」だと、そんな当たり前が出来ないのです。(急を要した事は1回だけありましたが)
 
 最大積載量が400kg(ガソリン)から350kgへとマイナス50kgされたとはいっても、街中でも仕事中によくプロボックスを見ますが、そこまで積んでるクルマを見たことがありません。殆ど実戦の範囲内だと思います。だってスーパーで売ってる10kgのお米が35袋ですよ!

 今までプロボックスを、天然ガスであれLPガスであれバイ・フューエル化して来た改造事業者は、今後は更に低価格化を目指さない限り、太刀打ちは難しいでしょう。そのためには、特にCNG車では高圧容器の低価格化なんですけどね‥ 
このプロボックス・ハイブリッドの登場のお陰で、これから先、多少状況が変わった程度では、メーカーから天然ガス自動車が販売されるという可能性は、残念ながら更に薄くなった様な気がします。



CNエボリューション

個人事業主として軽貨物事業を営んでいます。天然ガス自動車を業務に使用していく事の、良かった事、悪かった事、面白かった事、色々ご紹介して行きたいと思います。

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