迫りくる期待と不安の間で

私がこちらで書くまでもなく、政府がガソリン補助金を2024年3月まで延長する事にしたのはご存知の通り。不謹慎ながら天然ガスをメインに走る私にとっては、不謹慎ながら「対岸の火事」と見ていたものの、10月に入り一気に単位辺りが1割以上も上昇しました。ただ、10月という時期は概ね暑くも寒くも無しで、こと燃料代については大助かりの時期でもあるので、影響は小さく抑えられています。
因みに、ですが、私の場合、仕事等で月に1,500km程走っていますが、ガソリンの消費量に関しては毎月50L位で済んでいます(残りは天然ガス)

極めて本題とは関係ないが・・(笑)レンジと炊飯器を新調したのに伴って2つの古い家電を粗大ごみに。どちらも27年もよく持った!さすがは日本製の生活家電です。

かくいう私の「バイフューエル車」も丸7年を迎え、走行距離も12万kmに達しました。現在の請負元の会社で他に働いているスタッフにリースで車両を貸している場合、概ね10万kmを目処に代替えしているそうで。先代の天然ガス専用車で32万kmまで引っ張った経験上、「まだまだこれからよ!」とは思っていましたが・・・

出庫の際の修理明細を観ても、3万kmごとに指定されていた「バルブクリアランスの点検/調整」がされなくなりした。
「もう出来ない状態になってます。」との事。
改めて今より前の職場での配送業務の際の熱によるダメージが大きかった事を物語ります。
高層ビルに囲まれたオフィス街のノロノロ運転。エンジン水温が100℃に達してファンが急に回りだす事もしばしば。エンジンは「燃料による燃焼室の冷却効果」の無いCNG用に各部を強化していない「ノーマル」の為、高温の影響を受けて、バルブシート(シリンダヘッドとバルブが接する部分で、エンジンの圧縮を保持させる為に大事な箇所の一つ)が摩耗っしてしまっている為です。しかも予想に反して排気側ではなく吸気側が。

分かりやすい画像があったのでお借りしました。
燃焼室側でバルブと密着する部分が「バルブシート」(専用エンジンではここが強化されている)
ハイゼット・カーゴの「KF型」というエンジンの場合、「バルブリフター」と「シム」が一体型になってるそうで、もうこれ以上薄いシムを入れられない状態になってるとの事。(画像はブログ「CBな日々」よりお借りしました)

前回の調整作業の際に指摘されてからは、以後は「神経質な位に」エンジンの水温に目を配り、必要に応じてファンを強制的に回す(早い話が『エアコンのスイッチを入れる』)とか、水温がある程度下がってからエンジンを切る等を心がけて、とにかくエンジンを高温状態で放置しない様には心がけて来ました。なので今、言われてどうこうなってしまう程、まだ深刻な状況にはなってはいないとは思います。
修理の方法も模索しましたが、シリンダーヘッド交換にせよ、その部品だけで中古(リビルト品)価格でも10万は優に超え、高額修理になる事が火を見るより明らかな事、そして何より、天然ガスを入れる「高圧容器」の使用期限(15年)まで、最長でも残り7年強しか乗れない事を思うと、採算性の面からも現実的でないのは明らかです。


ただ、私がこうして「天然ガス・ガソリンのバイフューエル社車」に乗って過ごした7年の間にも、軽自動車も少しずつですが着実に進歩しています。アイドリングストップ機能を備え、CVT等・・身の回りで最近投入された車両に乗る仲間にさり気なく燃費の事を聞くと、夏場でも10km/l台、そうでない時期には13km/L台を記録する車両も現れて来ました。現在の私が約15km/L相当(10月以降)なので、その差はかなり縮まっていると言えます。2023年秋中には、ダイハツからもいよいよハイゼットにEVが登場するという噂が。こちらは私に自宅や周辺での充電環境が無い為に選択肢にはありませんが、軽乗用車ではリッター辺り30km走れる「シリーズ・ハイブリッド」車が登場するとの事。それを中低速重視のギアを持つ商用車(ハイゼット)に移しても、20km/Lは確実に超えてくるでしょう。そうなったらいよいよ、このクルマの優位性も終わりです。

こちらのEVも近いとの事。

というより、元々が「なぜ天然ガス自動車に乗ってるのか?」「軽バンにハイブリッドが無かったから」なので、それがようやく実現する時が近づいている感は十分にあります。(実際には、高圧容器の使用期限が迫る直前まで乗り続けるつもりですが(笑))
とはいえ、最初の「政府のガソリン補助金」に話を戻すと、そういつまでも支えられる訳ではなく、いつかは打ち切られる、とまではいかなくてもグンと再び跳ね上がってしまう時が来るでしょう。「安い方の燃料で走る」という選択肢がある魅力が未だ捨てがたいのも事実です。ガスで走ってる間はちゃんと環境にも貢献してますしね(笑)


CNエボリューション

個人事業主として軽貨物事業を営んでいます。天然ガス自動車を業務に使用していく事の、良かった事、悪かった事、面白かった事、色々ご紹介して行きたいと思います。

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