増え続ける自然災害ー改めて「STOP!温暖化。軽自動車はみんな天然ガス車にしよう!?」

 天然ガス自動車について、個人的には経済性の優位さをアピールして来ましたが、16歳の少女(スウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさんの事)に大人たちに時としてボロカスに言われながらも頑張っているのを見ていると、オジサンとしてつい応援したくなる…いやいや(汗)ここはやはり彼女に寄り添う形で、天然ガス自動車の環境性能について改めて綴りたいと思います。

グレタ・トゥーンベリさん(画像転用:Wikipediaより)

 ここ数ヶ月の、特に千葉県を中心とした自然災害は尋常ではないのは皆様ご承知の通り。メディアはやたら大雨や洪水発生のメカニズムを詳しく伝えようとはしていますが、ではこれから先どうするの?「100年に一度」はこれから毎年発生する可能性があり、もう異常気象ではなくなっているのは皆様もご承知の筈です。

画像転用:日本経済新聞より


安倍総理大臣は「災害に屈しない強さとしなやかさを兼ね備えた国造り」‥といいますが、こと東日本大震災後の復興状況をメディアを通じて見る限りでは、お世辞にも「しなやかさ」は縁遠いものに感じます。

 10年程前あたりから「ゲリラ豪雨」という言葉が生まれ、雨の降り方がちょっと変わってきた日本。今では「**年に一度の」が毎年の様に聞かれる様になり、先人たちが培ってきた知恵がもう通じなくなりつつあります。



 私は、今でも「医療」というものを完全に信用していない所があります。
 若い頃、○○急便で約10年働いた私。その末期では仕事上の偏った動きから体に大きな「歪みが生じており、廊下を普通に歩いていてもつまずく有様でした(まだ「体幹」という言葉が知られてなかった)退職後に療養を決め、市内でも比較的大きな病院に向かい、治療を試みましたが、「まだそれ程悪くはないから」と、してくれたのは曲がった姿勢に合わせた靴の中敷きを作っただけ。お医者さんと喧嘩別れした末、知人の紹介で鍼灸院に通い、治癒を果たすことができました、最近「予防医学」という言葉が一般化されていますが、現在でも、運動する時にはまず「姿勢」を大切にして、関節や内蔵を守る様気をつけています。
 
 
 これを現在の、何度も大型台風や大雨に見舞われる度に大きな被害を被っている日本に置き換えるなら、堤防を高くするとか雨水貯留施設の建設とかの外科治療も大事ですが、やはり「STOP!温暖化」こそが根本的な治療であり、予防ではないでしょうか?
 そして勿論それは日本だけ出来る事ではありません。でも日本が旗を振って世界に呼びかける事、世界の動きに日本も歩調を合わせる事は可能です。温暖化が進むと海面が上昇して水没・消滅してしまう国があるそうですが、日本もまた「夏は暑く、自然災害ばかりで住めない国」になってしまうんじゃないでしょうか。

2019年6月に、国土交通省と経済産業省は2030年の燃費基準として、「現在より3割増」を掲げました。個人的には、軽自動車にはかなり厳しい数値ではないかと思っています。コストがかけられない以上ハイブリッド化はできないし、した所で費用対効果が見込めないのは過去に販売されたハイゼットカーゴのハイブリッドで実証済みです。技術上ディーゼル化もできません。1気筒辺りの排気量の下限が、軽では2気筒止まりになり、振動を抑え切れないとか。

スズキがインド向け車両に搭載している800cc2気筒ディーゼルエンジン(画像転用:Webモーターマガジン 

 ならばいっそのこと、「軽自動車は全て天然ガスに」もアリかと思います。日本の自動車メーカーが天然ガス自動車に消極的なのは、ハイブリッド車の方が「新しそうで、高く売れる」からで、輸出に主眼を置いている手前、カネにならないガス車を作りたいという事にはならないからでしょう(特に国土の広い北米では、航続距離の短いガス車は人気がない)。

 でも軽自動車は殆ど日本国内でのみ供給されていて、海外の事情を考慮する必要がありません。そうと割り切って開発すれば、高圧容器の搭載を前途としたプラットフォームを開発し、軽量の高圧容器を搭載すれば一般ユーザーの走りや居住性に対する要望にも応えられると思います。燃費が大幅に伸びる事は私の過去の経緯からも実証済みですし、何より「天然ガス自動車」は今回の新燃費基準の対象外ですから、私が今乗っているタイプでも十分クリアできると思います。

 天然ガス自動車が増えた場合の供給体制などの課題もありますが、する価値はあると僕は思っています。個々や企業の今も大事ですが、未来に残せる何かを、ちょっとだけ考えるのも必要ではないかと。 
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CNエボリューション

個人事業主として軽貨物事業を営んでいます。天然ガス自動車を業務に使用していく事の、良かった事、悪かった事、面白かった事、色々ご紹介して行きたいと思います。

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