天然ガス自動車(バイフューエル車)導入-行政との折衝(1)

天然ガス自動車がいかに環境に優しく、又経済性に優れているとはいっても、決して安くない改造費をペイ出来る程に走行距離を走る人は、いくら営業車といえど多くは無いと思います。運送事業者でも同じです。

 そこで、改造事業者選びと同時にずっと調べていたのが、補助金制度の活用です。
国(国土交通省)と、地方自治体(私の場合は「県」)共に、「低公害車導入補助金制度」というのもがあり、私が補助金の申請をしようとした時の場合(2015年)で、国からは改造費の1/2、県からは1/3がそれぞれ支給されるというモノです。

(平成29年国土交通省資料より。現在は補助率が変更されています)

加えて私の場合、日頃ガスを補充している地元大手のガス会社の「広告掲載制度」を利用すれば、税込み前の改造費の約9割を賄えるという具合になり、これらを使えれば、残りの差額は、120円台前半という当時の安定したガソリン価格の水準でも、3年もあれば元が取れるという算段でした。

この補助金制度というのは、国/自治体共に、随時受け付けているのいうものではなく、年度の予算額が決められた後に、共に4月~6月の間に申し込みの受付けを開始するという具合です。又、国と自治体、両方に申請をして受理/認可をうけねばならず、又更に私の県の場合、車両の発注は申請を受理される前に行ってはならないという決まりもありました。(「交付決定前着手申出書」の届け出が必要」)


個人的な事情ですが、私の乗っていたハイゼットCNG車が、10月が車検月の為、補助金の申請を最初に行おうとしたその年では、12ヶ月点検という、少々まとまった出費が予定されておりました。ガス車への改造は発注から納品迄に約2ヶ月を要する旨は事業者から聞いていましたので、出来る事なら大きな出費をする事なく、バイフューエル車へと移行したいというのが本音でした。

 

国道交通省側の補助金事業の要項には、「3台以上納入する事」、とありましたが、補足で「11年以上の経年車の廃車を伴う新規導入の場合は1台でも可、とありました。私のハイゼットは2004年の登録なので、ぎりぎりですがセーフ(笑)、又、個人事業主としての補助金の申請に問題は無いのか?という疑問にも、直接電話で地元の整備局に伺いをたて、「経年車の廃車を伴うのであれば、個人事業主の方でも問題はありませんよ」というお墨付きを有難く頂戴する事が出来ました。
そしていよいよ「山あり谷あり」の始まりです(笑)。



CNエボリューション

個人事業主として軽貨物事業を営んでいます。天然ガス自動車を業務に使用していく事の、良かった事、悪かった事、面白かった事、色々ご紹介して行きたいと思います。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)