祝!10万km突破
私の天然ガス・バイフューエル車も、めでたく走行距離10万kmを突破する事が出来ました。
導入時に就いていた、毎日130km前後の業務を続けていれば、僅か2年半で到達した距離なので、5年半というのは「ようやく」という感はあります。
車両そのものは至って健康そのものですが、これを機に、消耗部品の多くを交換する「大修理」を実行しました。
1.ウォーターポンプの交換
2.スタータモータの交換
3.ファンベルト等、ベルト類全ての交換
4.ヒューズBOX内のヒューズ全ての交換。
5.デフオイルの交換
等です。
1.のウォーターポンプについては、私がこの仕事を始めた当時は勿論、現在でも10万km程度を目安に、それを駆動させるベルトと共に交換する事が推奨されています。劣化によって予想される不具合は冷却水漏れ、又は冷却水の循環不足によるオーバーヒート。特に熱量の多いガス車は後車が怖い(笑)。(厳密には熱量が多いのではなく、液体燃料の場合の「気化熱による燃焼室の冷却効果が得られない」事に依るものですが)。
2.のスターターモーターは、仕事上何せ使用の頻度が余りにも高い(笑)。多分1日に100回は使ってる事でしょう。最近は「アイドリングストップ車」も当たり前になって、その分従来よりは強化されたものが付いている筈ではありますが、前任車のS200Vが約11万kmで壊れて立ち往生させた経験があるので、やはりこちらも「転ばぬ先の杖」感はあります。
何故なら、、職場には大勢の同業者がおり、中にはもっと古い車に平気で乗っている者も大勢いますが、この類が壊れて云々という事は殆ど聞かなくなったからです。
よく聞くのは、なんと言っても「オルタネータ」(発電機)ですね。こちらは15万km位が交換の目安だそうですが、これは多分エンジンの補器類の中で一番高額ではないでしょうか?なのでそれを機に廃車にするというケースはままあります。私は何がなんでも出来る限りこのクルマに乗り続けたい派なので(笑)。
4.の「ヒューズ類全て」も同様です。旧車時代、通勤途中に突然エンジンがストップするトラブルに見舞われました。どれだけスターターを回してもエンジンがかからない。諦めて一度はJAFに応援を頼みましたが、待ってる間に気を取り直して「まてよ?(スターターが回るけどエンジンは点火しない)という事はエンジンに電気が行ってないって事?」と思い、ヒューズBOXを開けてエンジンに関連するヒューズを他のモノと交換したら一発で掛かった、という経験からです。
今回は工場への入庫中に連休を貰えたので、工場にお願いして代車(今回は三菱のミニキャブ)を借りましたが、何に乗っても思うのは「ボンベが無い分車体が軽いからハンドルが軽い」事(笑)。私には軽すぎて怖いです。ただ乗り心地も軽い(笑)。今回は連休を取れたのを機に、部屋で持て余していた家具(と言って良いのか)を廃棄物処理場まで持ち込んで処分しましたが、その約20kmの往復がこれまた苦痛で‥多分私にはこのクルマで片道80kmの帰省は無理でしょうね(笑)そこはやっぱり良くも悪くも「ただの軽バン」です。
修理から戻ってきた自分のクルマに乗って、加えて電気関係の部品の多くを交換して「良い火花」が飛ぶ様になったお陰か、燃費も少し良くなった様な気がする‥と思ってましたが、本当に「タダの気のせい」で、後術する次の実家との往復ではガソリン換算で約20km/Lと過去最低を記録しました。何せ帰りは相当強い向かい風の中を他車と負けないペースで走ろうと目一杯踏み続けてましたから(笑)何より、落ち着いた走りが出来る事に、「自分のクルマ」である事以上の安心感を覚えました。配送という実戦上ではその重さに俊敏性を欠く事もままありますが、「私用を兼ねられる」事が最優先の課題でしたので、やはりその辺りは今でも「このクルマを選んでよかった」と思っています。
最近のコメント