身をもって証明出来ました~タイヤの「慣らし運転」の有効性

年を追ってどんどんひどくなっていく様に思える夏の暑さ。それがカラダに堪えるのは自分も歳を取ってきているのかも知れません。
今年に入ってから、時折流れる事故のニュースの特色?の一つに「はしゃぎすぎ」がある様な気がします。修理を終えたお祭り用の山車。本来50人位でひくべき所を、コロナ禍も過ぎて久しぶりだからと150人で引いたら横転してしまったとか。
自身もその間は夜のウォーキングを控えてましたが、するとどうなったか?足腰の力がすっかり弱くなってしまいました。配送の仕事は基本「無酸素運動」なので、いくら頑張っても運動にはなりません。カラダを使う仕事は、体のケアをする所までが仕事です。


ちょっと意地?になってた所もありましたが、夏の繁忙期の合間を縫って、久しぶりにタイヤを注文し、交換しました。何が嬉しかったかって、前回は約2年の使用でビート部にゴムの劣化によるシワが現れ、高速の使用に適さなくなったからです。
そこで前回は交換後に高速道路の環状線に出てタイヤの「慣らし運転」を敢行したのは前回ご紹介した通り、そして2年半経過。今度は最後までシワを出さぬまま、見事に溝を、スリップサインが出るギリギリまで使い切った上での交換となりました。

前期の新調から約2年半。無事にスリップサインが出るギリギリ手前まで使い切る頃が出来たタイヤ。前回現れていたビート部のヒビは、最後まで出ませんでした。

「タイヤの慣らしが寿命を長くさせる」事を改めて証明出来たと思います。
これは我々様な「働くクルマ」ばかりでなく、一般の乗用車を新車で購入した際にもいえる事ではないでしょうか。部品の精度が上がった今は、エンジンの慣らし運転はすっかり不要なモノとなりました。それはそれで正しいです。トラックの世界では現場に配置されたその日からフル積載で稼働なんて当たり前ですが、それでどうこうなったという話は聞いた事がありません。でもタイヤは別です。こちらも性能の向上は認められますが、それでも基本は「天然ゴムとオイルで出来ている」いわば生モノ。
以前に本で読んだのですが、タイヤというものは使用によって一度温まると、次からはそれ以上の温度には上がらないんだとか。
レーシングタイヤの様に100℃超なんて高温ではないにしても、ある程度安定した性能を発揮させてあげる為にも、下ろし立ての時にはオーバースピードにならない程度の速度でしっかりと発熱させて上げる事が必要の様です。
前々回は冬の寒い12月なんて時期に交換して、そのまま何もしないで実戦登用してましたので、タイヤは低い温度のまま無理な荷重をかけさせられていたんだと思います。
そして今回は、めでたくそのタイヤの性能を最後までフルに使い切れた、という感じです。スタッドレスに履き替えていた時期を引いても約31,000kmを走り切っており、十分な数字といえます。

身近な同業の仲間のタイヤを見ると、時として「結構高そう」なタイヤを付けている人を見ます(笑)聞いてみると、やはり街のタイヤ屋さんで交換したんだとか。
費用も私より1万円以上余計にかかってます。


クルマにまつわる費用を少しでも抑えたいのであれば、タイヤはネットで買って、「タイヤ交換専門店」で持ち込み作業する方が余程安く抑えられます。私はいつも好みで、いわゆる「アジアンタイヤ」ではない、国産メーカーの、これまた「エコタイヤ」ではない普通のブランドを購入していますが、乗り心地がソフトなのと、以前履いたエコタイヤで感じた「止まりにくい」感が無いので、もう何回もそれをリピ買いしています。
「タイヤの慣らし運転」絶対オススメです。

ただ、それはそれで良しとして、また新たな問題が・・
「サマータイヤ」はこれで良かった。来年に控えている「スタッドレス」の慣らし運転はどうしよう?冬用タイヤは60km/h以下で200km以上の走行が推奨。今度は高速は使えません(笑)


CNエボリューション

個人事業主として軽貨物事業を営んでいます。天然ガス自動車を業務に使用していく事の、良かった事、悪かった事、面白かった事、色々ご紹介して行きたいと思います。

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