天然ガス自動車のメリット(2004年版まとめ)

私がハイゼット・カーゴCNGを乗り続けて来た中で感じた事(メリット)をまとめました。

○【環境に優しい】

PM(粒子状物質)や一酸化炭素はほとんど排出されません。CO2の排出量も
ガソリン車に比べて2~3割低いと言われます

○【燃料費の節約】

2004年型ハイゼット・カーゴCNGを一言で表するなら、それに尽きました。
特にレギュラー・ガソリンの価格が150円以上を付けていた頃には、換算値で約5~6割という経済性の高さをみせて、仕事車としての存在感を十分に示してくれました。

○【ロングライフ性能】
軽自動車の寿命はガソリン車で20万km位が目安とされる様です。
実際、私が宅配をしたいた○○局の車両も、そこまで走ったクルマは1台もありませんでした。
その中で、私の天然ガス車は32万km迄使用しましたが、エンジンそのものは快適そのもの。
ローパワーな事でエンジンに無駄な負担がかからない、排ガスがクリーンな事が、エンジン内に不純物を残さない事になり、余計な摩耗を起こさないからと考えられます。
勿論、消耗部品の早めの交換等、メンテナンスは意識して行う事が必要です。

○【振動と騒音が少ない】
「宅配」という、低速での使用がメインの場面では、特に静かさを感じました。
振動は本当にないです。周りの古くなった軽が、信号待ちなどでリアハッチのガラスをブルブルと震えさ  せていたのを見ると、「ああ…普通はああなるんだなぁ」と思わせました。
▼ 但し、中速域以上になると、途端にうるさくなります。ミッションが3速ATの為、高回転で回さざるを得ない事と、遮音性の低い「低価格グレード」が起因している為です。



あと、以外な所では

【盗難に遭いにくい】
LPガスのタクシーでも同じことが言えますが、ガスで走るクルマというのは、燃料の補給は一体どこでするのか?という事を、一般のドライバーの方は殆ど知りません(興味が無い(笑))
当然スタンドはあるのですが、その数は(残念ながら)少なく、又私の住んでいる政令指定都市の場合は、市内のほぼ全てのスタンドが現金不可です。ガス会社と契約して作ったカードが無いと補給ができませんので、盗難車だとすぐにバレます(笑)

最後に。これはメリットとは関係ありませんが。

【燃料を入れると「クルマが浮く」】
これは多分、軽自動車の場合に限っての事でしょう。
天然ガスという、空気より軽い気体を高圧でタンクに詰め込む際に、わずかですが車高が上がっているのを感じます。
逆に燃料のガスが少なくなると、タンクの高圧容器の重量をモロに感じて、走りがかなり重く感じます。
このあたりは、液体(ガソリン、軽油)を入れて走る一般の自動車とは逆の感覚になります。




CNエボリューション

個人事業主として軽貨物事業を営んでいます。天然ガス自動車を業務に使用していく事の、良かった事、悪かった事、面白かった事、色々ご紹介して行きたいと思います。

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1件の返信

  1. 2019年8月7日

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