緊急事態宣言は明けたけど

 

 非常事態宣言が全国各地で解除され、人や車の動きも徐々に従来に戻りつつあります。
 忘れかけていた都心部の渋滞が戻ってきて、忘れかけていたエンジンの冷却水温の上昇が気になり始めました(笑)
 誰もがそうでしょうが、梅雨入りして蒸し暑くなってきたこの頃にマスクを1日中付けて仕事をした経験は僕にとっても初めて。特に午前中の忙しい時間帯などは1時間もしない内に汗でびしょ濡れ状態になってしまうので、とても1枚では持ちません。エアコン風で乾かしながら、2枚を交互に使用して仕事をしています。

配送中はエアコンの吹出口を使ってマスクを乾かしてますの図。エンジンの回転数も水温よりも今はこちらが優先です(汗)

 更に言うとこのマスク、先日TVを観てて初めて知ったのですが、ちゃんと表と裏があり、今まで僕はずっと反対につけていた模様。きちんとその通りにつけてみると、汗をかいてもマスクの表面が濡れなくなって(もちろんその中は汗だらけ)、かなり息がし易い状態に。改めてマスク本体や外箱を見ても方向性に関する説明の表記は一切なく、正に「知らなかったよぉ!」状態。巷ではもうかなりマスクは溢れている状態なので、今後入手される際は、その辺りの説明が明記されているのものをオススメします。

 非常事態宣言が出されていた3月からの3ヶ月はというと、渋滞が減ったのとガソリン価格が急落したお陰で燃料費は1割以上減りました。2020年6月現在ですが、単位価格では天然ガス1立法メートルよりもレギュラーガソリン1Lの方が安いという状態です。ただこれは過去においても珍しい事ではなく、フルにガソリンで走った場合を想定したコストとの比較でも、約7割と優位な状態にはあります。ただこの数値。「ガソリンのみで走ったらリッター10km/l程度」というのが前提なので、代車等では概ねそんな感じですがが本当にそうなのか自分のクルマではまだ試していません(笑)未だに申請書も届いていない定額給付金が降りたらやってみようかと思って先日オンライン申請にチャレンジしたら、何と全く使わず財布の中で眠ってただけのマイナンバー・カードが壊れている事が判明。申請用紙を書きましたが再発行は混雑している為2ヶ月も要するとの事。
 日本国民誰もが思っている事でしょうが、私もまた行政の動きの遅さにうんざりしています。




 
 街を歩く人が皆マスク姿という事を除けば、人や車の量も増えてきてかなり日常に戻ってきた様に見える様で、配送の仕事をしていて変わっていないと思うのが、「心と心の距離」。
 以前なら一言程度簡単な会話を交わしていた配達先さえも最小限の動作で済ませ、オートロック付きのマンションでは、開けてはくれるけど玄関置き。事業所に寄せられる「配達員がマスクをしていない」風のクレーム電話は宣言中よりむしろ増えている様な気がします。現場でも、社員食堂を持つ程度の大きな企業の幾つかで「もうコロナ前には戻れない」という話を聞きます。
 WHOや行政も「ソーシャル・ディスタンスではなくフィジカル・ディスタンス」と言い換える動きが始まっていますが、「袖触れ合うも他生の縁」にある様な本来日本人が持ってきた意識のようなもの
が、根底から覆させられそうな様子ですらあります。反面で「ウーバー・イーツ」等の「ギグワーク」も台頭しているのは確かですが、これから先IT化が進んでも、人と人との繋がりは失いたくないと切に願っています。



CNエボリューション

個人事業主として軽貨物事業を営んでいます。天然ガス自動車を業務に使用していく事の、良かった事、悪かった事、面白かった事、色々ご紹介して行きたいと思います。

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