現在の私の燃料代を他人と比べてみたら‥
記録ずくめだった2018年の夏程ではないにせよ、やっぱり猛暑日も続いた今年の夏もあと一息という所まで。体の方が夏の暑さに耐えられない歳になってしまいました(汗)
私の1か月の燃料代って一体どんなものなんだろう?
仲間数人に「ひと月にガソリン代幾ら位かかってるの?」と聞いてみました。
あくまで自分との比較ですが、大体が2割、中には5割増しなんて人も。勿論車種も年式も、果てはエンジンの型式もバラバラで、未経験で始めた者が多いせいか、中には小口の配送では明らかに不要と思える過給器付きも(笑)。それとやはり型の古い3速ATを乗せたクルマはメーカーを問わず燃費が落ちる様です。天然ガス自動車の面目躍如という所ではありますが、実際今のクルマを購入する際は、選択肢にスズキもあったものの、ATが3速しかなかったからという理由で見送った経緯があります。また現行型のアイドリングストップ機能が付いたクルマは概ね燃費が良く、近距離の配送業務では買って安心のノーマル車を選ぶのもありかも知れません。
※て~か、「燃費が悪い」とボヤいているそこの君。この真夏にスタッドレスを履いたままじゃ当たり前だと思うんだけど?(笑)
先日エコ・ステーションにガスを補充に行った際、たまたま隣に、かつて自分も在籍していた○川○便の4トントラックが並んで補充をしていました。以前言った様に、今や天然ガス車両を最も多く保有する運送会社です。4トン車だったので「わぁ‥(補充に)時間かかるなぁ」と思いきや、スタンドのスタッフに何やら説明して、僅か10m3程の補充でスタンドを後にしていきました。(軽の私が満タンにするのとほぼ同じ量です)。何でも社内に自前の補充施設がある為、外で入れる際には必要最小限の量で済ます様に指示されているとの事。かつては高給取りの代名詞として名を馳せた佐○ですら、今は徹底した経費節約なんですねぇ。
都心部の配送ともなると、今や大手と呼ばれる運送会社のトラックの殆どが天然ガスだったり、ハイブリッドだったり、電気(!)だったりします。普通のディーゼルの方が珍しい位です。(更に言うなら、自転車だったり台車だったり‥)ただ共通して言えるのが、余程古いのか、業者を問わず天然ガス仕様のトラックのエンジン音が「ひどい」事。ボロボロとした音で息も絶え絶えで走っていきます。人や車が集中する都心部でこそ環境優良車は必要ですが、あれだけひどい音だと恐らくエンジンも圧縮漏れとかで効率がかなり落ちてるだけでなく、未燃焼ガスとかも多く排出しているんじゃないかと心配です。(ガソリン車の場合は「HC」(炭化水素)だけど、天然ガス車の場合は何て言うんだろう?(笑))
ディーゼル車は経年11年以上で自動車税が上がりますが、天然ガス車にはその縛りが無いからなのかも知れません。
中東でタンカーが攻撃を受け、供給不安が先立って一時期値上がりが心配されたガソリン価格ですが、最近は何もなかったかの様に、むしろ少しずつ安くなって来ています。そして、私が燃料に使う天然ガスも最近嬉しい事に下がり続けています。本来は連動してはいないのですが‥
天然ガス(都市ガス)の価格は、「総括原価方式」と言われ、大まかに言うと仕入れ価格に経費と利益を上乗せして決まります。電力と並んで公共性の高い事業を経営不安から守る為のものです。ユーザーとしてちょっぴり非効率を感じる事も無いでもないですが、まぁ些細な事なのでこの際省く事にします(笑)。
業務用車両なので当たり前といえばそうですが、天然ガスの自動車で私用も全て賄うという事は、一般?とは異なる時間軸でカーライフを送るという、一種のストレスを少し伴います。例えば唯一入庫が可能な整備工場(ガス会社の子会社)は、土日祝は休みの為、隔週で平日を休みに充てて入庫が必要な整備に備えています。
アテにはしていませんが、入庫時の待機時間の過ごし方はメーカー車をディーラーに持ち込んだ時とは大違いで、お茶もお菓子もテレビも雑誌もありません(笑)家族の成長や人数がクルマ選びを大きく左右する一般ユーザーの利用を想定したサービスに全くなっていないのです。一部を除いてスタンドにはガラスを拭く雑巾もありません。何より夜間は稼働しているスタンドが郊外にしかなくなってしまいます。
電力に遅れる事20と余年(笑)2017年よりガスも自由化されてはいますが、電力程に新規参入を聞かないのは、オール電化の住宅が増えてガスの将来性に懸念を示す所が多いからでしょうか。スタンド設置に関する規制が緩和されているにも関わらず24時間、無人のステーションが未だ出来ないのは、それなりの理由があるからですが、それはまた次の項で。
最近のコメント