オイル交換(2)
かなり更新に間が空いてしまいましたが、開けてめでたく2018年(笑)。実はこの半年で2回も仕事が変わりました。約7年に渡り同じエリアを勤めていた宅配からドラッグストアのルート配送へ。そして企業配メインのエリア配送に。1日約130km走ってたのが今や50km走るか否かという状態。更に高層ビルに入ったりすると複数件を配達している間にクルマのエンジンが冷え切ってしまって、次の配達先に行く際にも水温がCNGモード(80℃以上)にまで達しないという事の繰り返し。冬の間は寒さも相まってガスの使用量が中々増えず、ガソリンの使用量が金額ベースで同じ位、という毎日でした。月辺りの走行距離が従来の半分以下になってしまいまたので、燃料代そのものも大きく減りはしたのですが、何となく「宝の持ち腐れ」感はあります(汗)。
という事で、オイル交換のサイクルも大きく変わりました。従来は僅か4週間で交換していたのが、今では2ヶ月半に。しっかりアクセルを踏み込んで坂道を駆け上がるという機会も無くなったものの、前述した冷間状態でのストップ&ゴーが増えたという事では、エンジンやオイルにとってシビアなコンディショには変わりはありません。
エンジンオイルの交換スパンについては実に人様々で、メーカーやカーショップの言う様に「半年又は5,000km」という人もいれば、「全く変えない」という人も居ます。因みにgoogleで「エンジンオイル 交換」で入れてみたら、早速こんな応えが
1.通常の使用で1万5,000kmまたは1年毎が一般的。
2.軽自動車やターボなどの過給器付きエンジンは早めに交換。
3.ディーゼル車はガソリン車よりも早い時期で交換する。
と出されちゃいました(笑)もっともこれは一般的な乗用車の場合ですから、商用、特に貨物では当てはめる事は出来ません。
私のクルマの場合は5,000kmを目安に、使用条件が厳しい場合にはその半分で、とサンバイザーの注意書きには書かれています。ターボ車の場合は3,000kmを目安にとあり、僕はこれを自分の乗るCNGバイフューエル車に当てはめています。
全く変えない問題かな?とは思っても。最近のクルマでちょっと気に留めて頂きたいと思うのは、走行距離よりもエンジンの「延べ回転数」です。
ガソリン専用車もハイブリッド車も同じ距離で」というのはちょっとおかしいんじゃない?という事。ハイブリッド車ならモーターだけで走ってる時間もあるから、当然同じ距離を走っても、エンジンの延べ回転数は少なくなります。自分の愛車でも、先代の3速ATだったS200Vから4速ATのS321Vに変わって、特に通勤時のエンジンの「延べ回転数」はレーダーの表示でも確認して約8割程に下がっています。 走行距離よりもそちらの方がエンジンにかかった負荷を示す良い値ではないか?という考えですが、残念ながら今のシステムではその値を取り出す事は出来ません。
自家用/業務用を問わず、気に留めるべきとと思うのが、ミッションやデフ等の駆動系のオイルの交換です。こちらも、最寄りのタイヤ店等では20,000kmごととか書かれていますが、こちらは1年、約40,000kmで交換していました。エンジンオイルよりもこちらの方が、交換後の走りの「スベスベ感」があって、やって良かったという気持ちにさせてくれます。
ただこちらはハイブリッド車になると私にとってはもっと厄介で(笑)プラネタリギアが回っている
だけでCVT(可変径式駆動機構)やトルクコンバーターも無いなんて車種もありますから、それぞれのオーナーがメカニズムを理解して判断するしかないです。
社用車であれば殆どがリースですから、契約終了までエンジン以外のオイルを交換する事は殆ど無いでしょう。一般貨物の運送会社ですら、併せて15年以上勤務していましたが、エンジン以外のオイルを交換したのを見た事がありません。そこは使用年数や費用対効果との兼ね合いです。(単に『勿体無い』だけかも…)
ただ、私の場合は、このバイフューエル車は「2度と買えない」クルマですから(笑)、少しでも長く乗るために、費用が負担にならない程度に、消耗品の交換は早めに、定期的に行って行きたいと思います。
【ここで雑学】
「オイルとフルードの違いは?」
オイル=潤滑油 基本的に「それ無し」でも動く構造になっている所に使用
エンジンやギアなど
フルード=作動油 それが無いと動かない構造になっている所
ブレーキやATミッションのトルクコンバータなど
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