私と煙草とIQOSとJUUL

 

(タイトルが主な内容ですので、非喫煙の方と未成年の方はご了承下さい。又「そこまで苦労するのなら煙草なんか止めればいいのに」というコメントもお控え下さい(笑))

7月のお中元シーズンも無事終わって一安心かと思いきや、冷夏の予想を裏切って連続猛暑日の到来。去年に比べればずっとマシではありますが、シャツまでびっしょりになる不快さは少なくともお盆明けまで続きそうです。

「酒が飲めないんだから煙草くらい好きに吸わせてくれよ」が昔からの私の口癖。
時代の変化と共に酒-ことビールに関しては第2、第3と、企業努力によって次々に低価格化していくのに対して、煙草はなすすべなく税率を上げられ、今や初めて買った頃の倍以上の価格に。ちょっとだけ健康の為にと、歳を重ねると共に少しずつ軽い煙草へと嗜好を変え、「これでも強いと思ったら今度こそ止める」と一番軽い銘柄に変えてから早10年以上‥
「野郎どもの聖地」だった物流業界も女性の進出が目立つなどすっかり様変わりし、宅配業者は「全車両禁煙」を掲げ、煙草臭クレームは即クビ、という大手も。

間仕切りカーテン

ハイゼットカーゴの間仕切りカーテン。言っては悪いが旧型より面積が大きい為か、煙草の匂いが平気で荷室に漏れてしまう。

車両に取り付けた「間仕切りカーテン」は、そんな私から荷物に臭いが移るのを防ぐ為の物(笑)しかし現行ハイゼットに乗り換えた際に取り付けたカーテンはどうも気密性に乏しく、喫煙者の自分でさえ荷台を開けた瞬間に臭いを感じるという有様。これはどうにかしかくちゃ‥と模索していた所に、当時人気急上昇中だった「IQOS」を知り、運転中には車内ではこれを吸う様に。こと臭いに関してはこれで解決といってもいい位で、以前の仕事で時々非喫煙の仲間を駅まで送りましたが、「新車の臭いだね」と言ってくれたのを覚えています。

アイコスIQOS

IQOS 何と生まれ故郷の筈のアメリカで販売の許可が下りたのは今年(19年)5月の事。

ただ慣れてくると、IQOSそのものに対する疑問も浮かび始めました。
「これってひょっとして『紙巻き煙草』より体に悪いんじゃないか?」(事実米国で認可されなかった理由は、室内の空気汚染という分かり易い理由)実際クルマのフロントガラス内側は、紙巻程ではないにせよ汚れて来ました)



個人的な感想ですが、紙巻たばこの「ロングサイズ」を吸うのと同じ位に「吸う力」が要ります。IQOSに慣れてくると、腹筋が弱くなって、重い荷物を持つ時などで腰を痛め易くなりました。特に息を「吐く力」が弱くなってきた様な気がして。声自身に「張り」が無くなってきた様なこの頃。テレビを観てて覚えた「肺ストレッチ」なる運動を取り入れて凌ぐ有様。

JUULのスタータキット。一般の紙巻きたばこの約半分の厚さ。本体とUSB接続の充電器だけで全てが完結してしまう。

どうしようかと再び悶々としてた時、新しく買ったタブレット端末のpodcastでアメリカのニュースを観ていた際に知ったのが、この「JUUL」という電子タバコです。アメリカでは既に他社を圧倒するシェアを誇り、ニコチン依存症になる学生が増えて社会問題になっているとの事。(と同時にアメリカ自身でIQOSが2019年3月まで認可されてなかった事も驚き)

喫煙の方ならご理解頂けるかと思いますが、加熱であれ電子であれ、煙草の銘柄を変える際の決め手は「気に入った味があるか」。IQOSが登場した時はレギュラーしか選べず、後にスムースレギュラーが登場た為にやっと定着したという経緯も。

良さそうだな‥と思っていた矢先、「決定打」とも言える出来事が置きました。10年以上吸い続けて来た紙巻き煙草の銘柄が、身近なコンビニの全てから姿を消したのです。
辛うじて1週間分?程度、店に残った在庫全てを買い占め、帰宅するとネットに繋いでJUULの入手方法を模索。もう待ったはなくなりました。

とりあえず最初だから失敗も考慮して?と、国内で「スタータ・キット」なるものを通販しているサイトで購入。こちらはリキッドにニコチンが含まれていない為、スタータ・キットとが到着して使い心地を確かめた後は個人輸入で本格的にニコチン入りのポッドを購入。
タイミングもあったかも知れませんが、丁度一週間で届きました。速っ。
最初のひと吸いこそは3mでもガツンと来ましたが、慣れるにつれて普通に吸える様に、吸う際の抵抗感は明らかにIQOSより紙巻きに近いというのが感想です。

という事でまだ日は浅いですが、JUULについての感想を。

○メリットばかりで、今の所デメリットは見当たらない

★本当に「一服」だけでも吸える
私の様に1時間もたない依存症患者の場合(笑)、本当に一服しか吸えなくても、可能な限り吸いたくなるのが人情。それでも1本辺りのコストは紙巻きとほぼ同じ。
JUULならIQOSと違い予熱無しで即吸えるので、「次の配達までの間一服だけ」「この赤信号の間2、3服」といった吸い方が出来る様に。

※逆に言うとメーカ自身も謳うIQOS「長時間楽しめる」は、紙巻きで言うなら「根元まで吸う」事と同じで、それが「余計体に悪い」と思わせているのかも。(実際に煙草の「吸いすぎに注意して下さい」は「数を吸うな」ではなく、「根元まで吸うな」という意味~根本の方がニコチンの濃度が高くなるから)

★煙草代そのものの節約に

ポッド1個辺りが煙草一箱よりちょっと高め。約200回吸えると謳われていますが、上記の様な私の吸い方だと確実に2日以上もちます。ポット1個辺りの単価はIQOSや紙巻きより高めですが、確実にタバコ代の節約に繋がっています。


★今度こそ「灰皿不要」に
私が思うIQOS最大の欠点は選ばなかった多くの仲間が理由にした「吸った気がしない」と同じ様に、「物足りなさを感じて、紙巻きが欲しくなる」事。なので運転中以外は全て紙巻きという状態でで灰皿は必需品でした。
JUULに変えた人の多くが言う様に、私もまたようやく「完全移行」できつつあります。ヒートスティックの掃除も、灰皿や机の上の掃除も不要になり、出かける際の持ち物も更に少なくなりました。

しいて言えば「存在感がなさ過ぎて、紛失しそう」な所かな?
あと紙巻き煙草と違って覚醒作用を感じません。夜寝る直前でも安心して吸える反面、クルマの運転中などに眠くなっても眠気覚ましにはならない様です。そこは缶コーヒーで凌ぐしななさそうです。


CNエボリューション

個人事業主として軽貨物事業を営んでいます。天然ガス自動車を業務に使用していく事の、良かった事、悪かった事、面白かった事、色々ご紹介して行きたいと思います。

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